こんにちは。
今回は、ワーホリビザで約1年ドイツのフランクフルトに滞在し、多くの都市に旅行で訪れた経験を元に、感じたメリットとデメリットをご紹介します。
ドイツを訪れると、日本とは違う点が多くあることに気づきます。例えば、電車やバスに乗るとき、整列乗車という概念はほとんどなく、乗降時はやや雑然とした印象を受けるかもしれません。また、観光地や都市部では、ゴミが目立つ場所もあり、日本の清潔感と比較して驚くことも。
しかし、これらはドイツの文化や生活スタイルの一部とも言えます。ドイツでは「個人の自由」が重視される一方で、リサイクル意識が高く、ペットボトルや缶を回収するシステム(Pfand制度)が整っています。

ドイツの文化と人々の性格、日本人との共通点とは?
ドイツの文化といえば、効率性や時間厳守、そして計画性が特徴です。これらの価値観は日常生活や仕事の場面にしっかりと根付いており、日本人が共感しやすい部分でもあります。また、公共の場でのマナーを重んじる姿勢も日本と似ていて、例えば電車内での静けさや道を譲る心遣いはドイツでもよく見られます。
一方で、ドイツ人は率直で自分の意見をはっきり伝える文化も持っています。これは、日本の「和」を重んじるコミュニケーションとは対照的ですが、意見交換が活発な分、相互理解が深まりやすいというメリットも。
ドイツ人は真面目で誠実ですが、プライベートではリラックスを大切にし、家族や友人との時間を心から楽しむ一面もあります。こうした文化や性格の違いや共通点を知ることで、日本人としてドイツをより深く理解し、親しみを感じることができるでしょう。
ドイツを好きになった理由!
ドイツでの生活を終えて日本に帰ると、やっぱり恋しくなるのが現地の魅力。今回は、私が特に恋しく思うドイツならではの良さを4つ!
ここからは実体験を元に考えたドイツのデメリットとメリットをご紹介します。
デメリット
冬の厳しい寒さと暗さ
ドイツの冬は、日本とはちょっと違う厳しさが…。朝はなかなか明るくならないし、夕方も16時ごろにはもう真っ暗。さらに気温も低くて、体感的にはずーっと冷蔵庫の中にいるみたい(笑)。
水道水が美味しくない
水道水を飲むことはできますが、美味しくないです。2Lペットボトル一本0.27€のものを購入して飲んでいました。
電車やバスの遅延やキャンセル
電車やバスが時間通りに来ないのは日常茶飯事です。「遅れて当たり前」くらいの心構えでいれば、イライラせずに済むはず。
電車やバスの中が汚いときがある
ドイツの電車やバスを利用してみると、日本と違う点がいくつか目に入ります。例えば、車内が汚れていることが時折あり、ゴミがそのまま残っている場面、靴のまま反対側の椅子に足をかける、などこれは日本の公共交通機関の清潔さに慣れていると驚くポイントです。
一方で、ドイツでは公共交通機関が非常に広範囲に整備されており、チケットひとつで都市や地方を簡単に移動できるというメリットもあります。

メリット
〜日常生活編〜
夏の日照時間の長さ
冬の雰囲気とは打って変わって、夏のフランクフルトは22時ごろまで空が明るくて、なんだか一日が長く感じられます。遅い時間まで外で過ごせるので、夏ならではのアクティビティがたっぷり楽しめます!なかでもいちばん印象に残っているのはフランクフルトフェスティバル。

サウナとウォーターパークがたくさん
ドイツは、サウナとウォーターパークが充実したリラクゼーション大国!各地に点在する施設は、広大なプール、スリル満点のウォータースライダー、そして心身を癒す多彩なサウナで楽しませてくれます。特に、サウナ文化が深く根付いているドイツでは、本格的なロウリュウ体験やユニークなテーマのサウナも豊富。男女混合で、しかも裸になるサウナに初めは驚きましたが慣れればなんてことないです。すぐに、この良さに巻き込まれていきました。
ベルリンやミュンヘンのような大都市から地方のリゾート地まで、選択肢は無限大。大人から子どもまで楽しめる設備が整っており、1日中過ごしても飽きません!ぜひとも試していただきたい。
中でもおすすめなのが、ヨーロッパパークに隣接する『Rulantica』




ベルリンにある『Tropical Island』


寒い冬はクリスマスマーケットで楽しむ
ドイツの冬はクリスマスマーケットが魅力!寒さを忘れるほど楽しい雰囲気の中で、ホットワインや伝統的なお菓子を味わいながら、本場のクリスマスを満喫できます。各都市ごとに個性豊かなマーケットがあり、どこに行っても特別な時間を楽しめます。






クリスマスマーケットの雰囲気で食べるものは格別!



チケット一枚でドイツ全国旅行が可能
ドイツを旅行する際に大活躍するのが、チケット1枚で全国どこでも行ける「ドイツランドチケット」!!!2024年から始まった月々€49サブスクスタイルで、公共交通機関乗り放題です。(2025年1月よりこのドイツチケットは€58/月になる予定らしいです。詳しく公式のWebサイトをご確認ください。)ドイツ国内の旅行や、普段の通勤・週末の買い物にも使えるのが大きな魅力。ドイツの都市は交通機関が発達しており、公共交通だけで日常生活をカバーできます。
例えば有名なノイシュバンシュタイン城にフランクフルトから行きたいとき、時間はかかりますがこのチケットだけで行くこともできます。
ドイツランドチケット以外にも、「Eurail pass」「Bahn card」も活用可能。3つのチケットを簡単に説明すると、
1. ドイツランドチケット(Deutschland-Ticket)
- 月額49ユーロで、ドイツ国内のローカル列車やバス、トラム、地下鉄が乗り放題。
- 長距離列車(ICEやIC)は対象外ですが、都市部や短距離移動には最適。
- 地域の観光や通勤・通学に便利。
- ドイツに住んで、電車やバスで通勤するなら絶対買うべき。
2. ユーレイルパス(Eurail Pass)
- ヨーロッパ全体を旅行できるパスで、ドイツを含む最大33か国の列車が乗り放題。
- 海外旅行者向けで、ドイツを起点に周辺国も訪れたい人におすすめ。
- 選べるプラン:1国限定のプランから、複数国を回る「グローバルパス」まで。
- 有効日数の柔軟性:数日間の利用から1か月以上の旅行まで選択可能。
- ヨーロッパの高速列車(例:Thalys、TGV)や観光列車も利用可能(一部で追加料金が必要)。
- ドイツ国内での移動と、隣国(フランス、スイス、オランダなど)との往復を含む旅行に最適。
3. バンカード(BahnCard)
- 運賃が割引になるカードで、頻繁に鉄道を利用する人に最適。
- BahnCard 25:運賃が25%割引(年59.90ユーロ〜)。
- BahnCard 50:運賃が50%割引(年249ユーロ〜)。
- BahnCard 100:完全乗り放題(年4,339ユーロ〜)。
- 長期的に鉄道を利用する人に特におすすめ。
- ドイツ国内だけでなく、一部近隣国でも適用される場合あり。
- 解約は6週間前までにする必要がある(解約しないと自動的に継続される仕組みです)。
どれを選ぶべき?
- 短距離移動が多い場合:ドイツランドチケット
- 観光目的で広範囲を回りたい場合:ユーレイルパス
- 頻繁に鉄道を使う生活や仕事の場合:バンカード
これらを活用すれば、ドイツでの鉄道移動がもっとお得に、もっと楽しくなります!自分の旅行スタイルや生活に合ったものを選んでみてください!
ユーレイルパスを大活用した約一ヶ月におよぶ旅行の詳細をまとめていますのでよければ参考に。

色んな国に気軽に行ける
ドイツに住む大きなメリットの一つは、ヨーロッパ各国に気軽に行けることです。ドイツはヨーロッパの中心に位置しており、多くの国と陸続き。そのため、飛行機だけでなく、鉄道や車でも気軽に国境を越えることができます。ドイツ国内の主要都市には空港が充実しており、LCC(格安航空会社)を使えば、ヨーロッパ内の旅行費用も驚くほど手頃。さらには、ドイツ鉄道(Deutsche Bahn)のような便利な鉄道網を活用すれば、移動も快適です。
ドイツでの生活中、私たちはアルバイトをしながらお金を貯めて、月に一回のペースでヨーロッパ旅行を楽しんでいました!節約しつつも楽しむために、できるだけ費用を抑えるプランを練るのがコツ。特に大活躍だったのが格安航空会社のRyanair。ドイツの空港から多くの都市に飛んでいて、タイミングが良ければ往復数十ユーロでチケットが買えることも!アルバイトしながらでも、ちょっと工夫するだけでヨーロッパ旅行を満喫できるのがドイツ生活のいいところ。
仕事や日常の合間に、気軽に他国の文化や歴史、グルメを楽しめるのは、ドイツならではの贅沢な生活スタイルだと思います。旅行好きには、まさに理想的な環境でした。












エコを大切にする暮らし
ゴミの捨て方が細かかったり、生ゴミ(自然に戻せるもの)、リサイクル、可燃ごみ、その他…と、しっかり仕分けしないといけません。また、ペットボトルの「ファンドシステム」では、ペットボトルを買うときに地域ごとに違う追加料金を払う仕組みで、例えばフランクフルトだと1本+€0.25。そのペットボトルを飲み終わったら専用の機械に入れると、このお金が戻ってきます。その他にも、スーパーでは野菜が量り売りされていて、無駄な包装がほとんどありません。冷凍食品のパッケージも紙を使うなど、環境を大事にした選択が日常に溶け込んでいる感じがしました。
ベビーカーや車椅子で簡単にバスや電車に乗車可能
ドイツのバスは、日本のバスと比べると2〜3倍ほど長いものもあり、中央付近にはベビーカーや車椅子を利用する人専用の広いスペースが設けられています。そのため、日本のようにベビーカーを畳まなくても利用でき、周囲の人に気を遣う必要があまりありません。このように、誰にとっても利用しやすい設計になっています。また、電車にもベビーカー・車椅子用の広いスペース、自転車だって乗せられる車両があります。
最低賃金が高め
ドイツの最低賃金、2024年9月時点でなんと€12.41(1970円ほど)!日本と比べるとだいぶ高いので、バイトでもそこまで苦労しないのがありがたいです。ただ、日本料理屋さんなどはちょっと賃金低めって話をよく聞くので、働く場所選びは慎重にしたいところ。私は日本食がない生活が耐えれれなかったので日本食料理屋でバイトしてましたがお給料はしっかりと頂くことができました。
ドイツには「ミニジョブ」「ミディジョブ」「フルタイム」って3つの働き方があって、ワーホリで行くなら週4〜5日働いて安定したお給料がもらえる仕事を探すのがカギ。ちなみに、ミニジョブは月収€520以下で税金がかからないから気軽に始められるのが魅力!一方で、ミディジョブやフルタイムは税金が引かれるけど、その分しっかりしたお給料と社会保険の恩恵が受けられる感じです。
ドイツって税金は高いけど、その分福利厚生が充実してるのが嬉しいポイント。例えば、医療費が無料になることもあって、病院に行くハードルがめっちゃ低い!健康面で安心感があるのは大きいですよね。
ほぼ英語でOK
フランクフルトでは英語がほぼ通じます!スーパーやレストラン、カフェなど日常生活では特に困ることはありませんでした。ただ、外国人局などの役所関係では英語が通じない場合もあるので、その時は翻訳アプリが必須。日常は問題なくても、手続きはちょっとした覚悟が必要かも。
ダイバーシティが豊か
フランクフルトにいると、とにかく多国籍感がすごい!ミートアップイベントや街中で、世界中から来た人々と出会える機会がいっぱいです。多様性が豊かな環境で、自分と違う価値観や生き方を持つ人たちから学ぶことがたくさんありました。友達の輪がどんどん広がるのも楽しいポイント!
住宅街は静かで過ごしやすい
フランクフルトの中央駅周辺は治安が悪く、初めて到着したときは「なんて場所に来てしまった」と後悔したほどでした。しかし、電車で隣の駅や住宅街に移動すると、自然豊かでドイツらしい家々が並び、落ち着いた環境で過ごせることに気づきました。驚いたのは、洗濯物を外に干すことが禁止されている点。景観を守るためだそうで、ドイツの文化を垣間見るエピソードでした。
健康保険が神レベル
経験から言うと、ドイツの健康保険はめちゃくちゃ充実してます。例えば、ワーホリでケアコンセプト保険(プレミアムコンフォートプラン€32/月)に加入。内容によると思いますが、合計2回受診(内科と耳鼻科)してかかった料金は€260ほど。その受診費や薬代がすべて返金されました。日本では考えられないくらい安心感があるので、急な体調不良も心配なしです。
受診の予約はDoctolibで予約しました。全てオンラインで完結しますので楽です。受診費用は後日郵送で送られてきて、その写真をケアコンセプトに送ればケアコンセプトが支払ってくれるパターンと、その日に自腹で支払い、後ほどケアコンセプトから返金されるパターンがありました。保険でカバーされるかどうかは内容にもよりますので受診機関に直接お問い合わせすると安心です。
街中で警察官が頻繁に巡回しているので、安心感がある
ドイツの街を歩いていると、頻繁に目にするのが巡回中の警察官たちです。主要な観光地だけでなく、フェスなどの人が集まる場所はもちろん、街中の広場や駅周辺など、様々な場所で見かける彼らの存在は大きな安心感を与えてくれます。治安の良さで知られるドイツですが、警察官が目に見える形で活動していることで、さらに安全が保たれていることを実感しました。
〜食事・物価編〜
ワインが美味しい
一年を通して、大きなものから小さなものまでいろんな規模のワインフェスを楽しめるのが嬉しいところ。その中でも、私のお気に入りは4月に行ったワイン祭り!広々としたぶどう畑を歩いたり、自転車でゆっくり巡りながら、気になるスポットでワインを楽しむスタイルが最高でした。気に入ったワインはその場でボトル購入できるのもポイント。自然の中で味わうワインの美味しさは格別です!

物価は高めだけど、意外となんとかなる
「ドイツは物価が高い!」ってよく言われますが、意外となんとかなりました。外食はだいたい€15あたりが相場です。食材の値段、例えば…
アボカド4個 | €1.59 |
パスタ(500g) | €0.85〜 |
モッツァレラチーズ(200g) | €1.99 |
卵12個 | €1.99 |
プレーンヨーグルト(500g) | €0.75 |
チーズやパスタ、ソーセージなどの食材が安く手に入り、ヨーロッパの料理を手軽に作れるのは楽しいポイントです。こちらはスイスでのスーパーの写真ですが、ドイツでもこんな感じで様々な種類のチーズやソーセージが並んでいます。

なかでもおすすめしたいのが、少し高級ランクのオランダ発祥らしい『Cheese & More』というチーズ専門店。試食ができて、何度も試食しましたが、スモークチーズは今でも忘れられません。ぜひ試していただきたいです。
ドゥナが人気
ドイツ旅行や滞在中にぜひ試してほしいのが「ドゥナ(Döner)」です。ドイツのストリートフードとして定番のこの料理は、トルコ発祥のケバブをベースにしたドイツ流アレンジ。ジューシーなお肉、フレッシュな野菜、そして特製ソースがぎっしり詰まったピタパンやフラットブレッドで提供されます。ボリュームたっぷりなのに、価格は非常にリーズナブル(価格は€6〜10ほど)で、どの街でも簡単に見つけることができます。ローカルの人にも愛されている料理。

ドイツはヴィーガン天国
ドイツはヴィーガンフレンドリーな国としても注目されています。レストランやカフェだけでなく、スーパーでもヴィーガン向けの商品がずらり!街中ではヴィーガン専門店やヴィーガンメニューを提供するお店を簡単に見つけることができます。
特に大都市では、ヴィーガン料理の創造性と美味しさが光るスポットがいっぱい。動物性食品を使わないのに驚くほど満足感のある料理が楽しめます。ドイツ滞在中は、ヴィーガンフードの多様性をぜひ体験してみてください。

番外編
ドイツのワーホリビザの申請には、通常、滞在目的や健康保険の証明、資金の証明書などが求められますが、現地での手続きなら、必要書類を整えて、最寄りの外国人局(Ausländerbehörde)で手続きを行うことができます。もちろん、日本で申請してから現地に行く方法もありますが、現地で申請する方が柔軟で便利な場合も多いです。
まとめ
以上、ドイツでの生活のメリット・デメリットについてご紹介しました。振り返ってみると、ドイツに住むことで感じた良い点が多く、いくつかのデメリットを差し引いても、移住してよかったと心から思います。
特に、ヨーロッパならではの魅力として、多くの国々に気軽に旅行できる環境や、ドイツの整ったインフラ・豊かな自然は大きなメリットです。一方で、文化の違いや最初の環境適応には苦労もありましたが、それも今では良い経験だと感じています。
この記事が、ドイツ移住を検討している方や、海外生活に興味のある方にとって少しでも参考になれば幸いです!ドイツでの新しい暮らしを応援しています!
何かわからないことがございましたら、お気軽にコメントくださいませ。

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